【原因】印刷回数が多い方や、メンテナンス不備または印刷素材とインク吐出部との距離があるとインクミストが拡散し、エンコーダフィルムにインク汚れがつきます。その結果異音や、印刷がガタガタになる症状が発生します。
なるべく、ギリギリの距離で印刷していだだくのと、印刷枚数が多い方は下記のメンテナンスを1~2週間に1回行って下さい。
注意事項:エンコーダーフィルムの汚れは動作や精度に影響を及ぼします。通常、作業になれた修理メーカーが行いますが、緊急時にお客様ご自身で対応できるような案内マニュアルです。精密機器なので、破損や、さらなる状態の悪化など、非常に危険を伴う作業です。あくまでもお客様責任において実地していただけますよう、お願いします。
【メンテナンスに用意するもの】ウエス(綿布)、精製水、ゴム手袋
※ティッシュ不可(フィルムが繊細なので傷がつき、読み取り不可になります。)
SK-100でのエンコーダーフィルムのメンテナンス手順を動画(02:12〜)でご覧いただけます
1.インクカートリッジをプリンタ本体から取り外します。※必ず、アプリ操作でカートリッジを取り外して下さい。
2.主電源を切り、ACアダプターのコードを本体から外します。
3.ポンプキャップを取り外します。先にインクタンクを左にずらしてから、外して下さい
4.ウエスに少し精製水を含ませます(ウエスを固く絞って水滴が出ない程度)。
その他注意事項:プリンタ本体側のカートリッジが認識する 基盤には絶対精製水が飛び散らないようにして下さい。ショートします。
6.インクタンクをゆっくりと左側に移動させ、
注意事項:ゴム手袋を必ず着用すること。素手ですると手の脂や汚れがフィルムについて読み取り不可になります。
7.両端のバネやフックは触らずに手前側を右手で押さえ、
8.左手にウエスをそっと持ち「右→左」に向かって優しく清掃します。その後、インクタンクを一番右側に移動させ、拭き取れなかった範囲を同様に右から左に向かって清掃します。(一方方向です)
※フィルムの両面清掃が必要なので、ウエスをフィルムに挟み込んで清掃すると両面拭き取れます。
注意事項:1回の拭き取りで効果は出ると思いますが、汚れが酷い場合は、同じ作業を繰り返す。その際にフィルムは折り目を入れたり傷をつけないようしてください。読み取り不可になります。
【その他】スピットプレートご利用の方は白い吸収シート部分にインクが付着しているかキムワイプで確認し、キムワイプにパストリーゼ(食用アルコール)をつけて、インクの汚れを拭いて下さい。※スピットプレートの吸収シートにインク汚れがひどい場合、本体部分の認識するセンサー基盤に付着するし、インクカートリッジが認識しなくなる場合がございますので定期的にお掃除よろしくおねがいします。
【その他】ポンプキャップご利用の方は、クリーニング棒にパストリーゼ(食用アルコール)をつけて、ワイパー部分のインクの汚れを拭いて下さい。
クリーニング後、スピットプレートまたはポンプキャップを戻します。
SK-100でのポンプキャップの付け方を動画(上記の動画内03:01〜)でご覧いただけます。
上記で症状が改善しない場合は修理の可能性があります。お手数をおかけいたしますがメールフォームに「不具合の症状」と「症状画像」を記載と添付して送信してください。担当者からご連絡させていただきます。
メールに添付できない動画や画像は外部ファイル転送サービス「ギガファイル便」をご利用ください。「ギガファイル便」はこちら
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